HOME > 2008年10月 アーカイブ

2008年10月 アーカイブ

メイン

ED(勃起障害)克服のために

EDとは勃起障害や勃起不全のことです。もうEDで悩むのはやめにしませんか。

ED(勃起障害)には様々な原因があります。

ED(勃起障害)は治る一般的な病気です。ED(勃起障害)についての基礎知識を理解していただいたうえで、専門医を訪ねていただけるきっかけになれば幸いです。このサイトでは、ED(勃起障害)に関する基本的なことを知っていただくために、わかりやすく説明するように努めています。

悩んでいるのはあなただけではありません。それぞれの症状によって適切な治療を受ければ、必ずやハッピーライフを取り戻す事ができるでしょう。きっとパートナーも寂しい思いをしているはずです。

EDとは

日本性機能学会の定義によると、性欲、勃起、性交、射精、オーガズムのいずれかひとつでも欠けるか不十分なものを性機能障害といいます。このうち勃起が不十分または不可能なものを勃起障害または勃起不全といい、英語で”erectile dysfunction”略してEDと呼ばれます。

専門的には「性交時に十分な勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないため、満足な性交が行えない状態」と定義されています。

ストレスなどの心因性によるEDや、事故によるけがや手術の後遺症としてEDになる場合、生活習慣病によって起こるEDなど様々な原因があります。

日本のED患者数と現状

高血圧や糖尿病、前立腺疾患、肝機能障害などの成人病や生活習慣病にかかっている人の約80%がEDであるとされ、それにストレスなどによる心因性のEDを含めると1130万人を超えるとも言われています。しかし実際に病院を訪れて診察を受ける人の数はほんの数%であろうと推測されており、ほとんどの方が一人、または夫婦間の悩みとして苦悩されているのが現状のようです。

日本のED患者の数はどの位なのでしょう。また現代のストレス社会においては、全ての成人男性がEDになりうる予備軍であるということも考えておかなければなりません。

年齢別にみると、40歳代で20%、50歳代で40%、60歳代で60%の人がEDというデータもあるようです。

EDは治る

ED(勃起障害)は適切な治療や薬で治すことができるのです。EDについてのTVコマーシャルなどなども放映されるようになり、この病気に対する理解も少しづつされるようになってきています。

とにかくEDは治るということ、その第一歩はかかりつけの医師や専門医に相談することです。さらに過去には不治の病とも捉えられ、男として否定されてしまったような、ひとり悶々とし続けるしかない病気であったようです。

EDはかつてインポテンツと呼ばれ、男性にとっては屈辱的な言葉の代名詞となっていました。しかし1998年アメリカで、また翌年日本でも発売されたバイアグラをきっかけにEDを取り巻く環境は変化してきました。

バイアグラなどの薬や、注射による治療、器具を使った治療、またカウンセリングなど、その人にあった治療法があるので、まずは病院で医師と相談しながら適切な治療方法を選ぶのが肝要です。そしてED治療技術や薬の開発もどんどんされています。

問診

病院でED(勃起障害)を診察する際に行われることは、まず問診です。この際、最近6ヶ月の状況を各項目の質問に答えていきます。

内容は以下のとおりですので、一度やってみましょう。これはEDを診断するための国際基準となっている、「国際勃起機能スコア5」という問診表をもとに行われることが多いようです。

全部で5項目あり各項目の点数を合計し、その合計点数によってEDの疑いがあるかどうかを判断します。

国際勃起機能スコア5(※項目の右の数字が点数)

①勃起を維持する自信の程度はどれくらいありましたか。

・非常に低い 1
・低い  2
・普通   3
・高い  4
・非常に高い 5


②性的刺激による勃起の場合、何回挿入可能な勃起の硬さになりましたか。

・性的刺激一度もなし 0
・まったくなし、またはほとんどなし  1
・たまに(半分よりかなり下回る回数)  2
・時々(半分くらい)  3
・おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数) 4
・毎回、またはほぼ毎回  5


③性交中、挿入後何回勃起を維持することができましたか。

・性交の試み一度もなし  0
・まったくなし 、またはほとんどなし  1
・たまに(半分よりかなり下回る回数)  2
・時々(半分くらい)  3
・おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数) 4
・毎回、またはほぼ毎回  5


④性交中、性交を終了するまで勃起を維持するのはどれくらい困難でしたか。

・性交の試み一度もなし  0
・ほとんど困難  1
・かなり困難  2
・困難  3
・やや困難  4
・困難でない  5


⑤性交を試みたとき、何回満足に性交できましたか。

・性交の試み一度もなし  0
・まったくなし、またはほとんどなし  1
・たまに(半分よりかなり下回る回数)  2
・時々(半分くらい)  3
・おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数) 4
・毎回、またはほぼ毎回  5

いかがでしたか。合計点数が21点以下の場合「EDの疑いあり」と診断されます。

しかし、これはあくまで目安になるという事で、21点を超えていても日常の性生活に満足できていなければ、ED治療を受ける必要があるでしょう。

問診ではこのほか、現在治療中の病気や服用している薬などが聞かれます。特に薬は服用中のものを持参する必要があります。医師に実際に見てもらうのが一番確かだと思います。

検査の流れ

病院によって様々ですが、おおまかには以下のようになります。
問診 (問診表、持病、喫煙、飲酒など)

血圧や心電図の測定、血液検査など一般的な検査

服用可能であれば、試験的にバイアグラやレビトラの服用

これで改善すれば服用を続ける(多くの場合は薬で改善できるようです)

反応が不良な場合は、夜間勃起検査(自宅で)などを行い血管異常がないかを調べる

結果によってさらに専門的なED治療を行う(海綿体注射や陰圧式勃起補助器具など)

検査によって生活習慣病が見つかれば、そちらの治療が優先されます。

費用

ED治療は健康保険が適用されないので、自由診療となり,病院によって違いがあるようです。
あとは治療期間によってということになりますが、事前に問い合わせるのがよいでしょう。

薬の服用によるED治療

主にバイアグラ錠やレビトラ錠による治療です。しかし、日常の強いストレスや過去の性交渉の失敗が精神的に尾を引く事によって起こる心因性EDの場合、心理カウンセリングのみで治ってしまう事もあります。

ED(勃起障害)治療を受けろ人の約7~8割はこれらの服用で治ります。

バイアグラ錠やレビトラ錠は医師の処方箋が必要ですので、使用するかどうかは医師と相談の上決める事になります。

特に心因性のEDや加齢によるED治療にはこれが使用されることが多い様です。

男性ホルモンを利用したED治療


具体的な治療法は、男性ホルモンの軟膏を塗ったものを内股に貼り付けるものです。

男性ホルモンは勃起作用に不可欠なもので、アメリカでは男性ホルモンによる治療が盛んに行われているようです。

効果は大きいようですが、前立腺肥大や前立腺がんの進行といったリスクもあるようです。

器具を使ったED治療

バイアグラレビトラを使えない人、または使いたくない人の選択肢のひとつでもありますが、治療というよりは器具を使って人為的に勃起状態をつくるということになります。その後陰茎根元をリングで締め付けて血液の流出を防ぎ、勃起状態を維持します。

主に器質性EDの人(糖尿病で末梢神経に障害があったり、脊髄損傷で伝達神経に障害がある人)向けの治療方法です。こうしてシリンダー内に陰圧をかけることで海綿体に血液が流れ込み、陰茎は勃起状態となります。

ただこの方法は、リングの締め付けによる痛みや違和感があるということと、パートナーによってはそこまでして性交渉はしたくないと思われる場合もあるようです。これには「陰圧式勃起補助具」を使用します。

使用方法は、まず陰茎にプラスチック製のシリンダーを根元までかぶせ、次にポンプで中の空気を抜いていきます。この方法においての注意点は、海綿体への悪影響を防ぐため、勃起状態を30分以上続けてはならないということです。